ルーヴル美術館見学:楽しみ方のコツ
ホテル エタジュニ オペラからわずか800メートルのルーヴル美術館は、パリを訪れたら必ず行きたいスポットです。
文化の殿堂、ルーブル美術館には年間900万人もの人が訪れ、世界一入場者数の多い美術館となっています。展示スペースの総面積6万平方メートル、収蔵品3万5000点を誇るルーヴル美術館は文化のルーツの中心地ともいえます。準備をしてから見学するのがよいでしょう。皆さんが快適に美術館見学ができるよういくつかアドバイスをさせていただきます。
当ホテルからのアドバイスとヒント
入場チケットの最安価格は?どこでチケットを買うの?
10月から3月までの第一日曜日は入場料は無料となります が、明らかに一番入場者が多くごったがえします。
18歳未満と、18歳から25歳までのEU圏居住者2名までは入場料無料 となります。身分証明書を提示できるよう持参しましょう。
一般入場料は15ユーロです。値段は高くなりますが、複数のウェブサイトでは、ルーヴル美術館の公式サイトでオンライン購入する入場券と全く同じ権利を提供するチケットをもらえる« Coupe file »というパックを販売しています。
美術館の入場券売り場で列に並んで待ちたくない人には次の2つの入場券購入の方法があります。
– オンラインでチケットを購入する: https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/home
– ホテルのコンシェルジュに尋ねる
混雑を避けるための一番よい時間はいつ?
たった一人で展示スペースを見学できるのはとても無理です。美術館はいつも混雑しています。けれども避けた方がよい時間帯や時期はあります。
- 午前11時~午後4時の間
- 学校が休みの時
- 雨の日
- 無料の期間中
次のような時がお勧めです。
- 午前9時(特に週末)頃
- 天気のよい日
午後4時30分以降 夜であればなおさらよい(水曜日と金曜日は午後10時まで)
時間を節約するには一番いい入口はどこ?
ピラミッドからは入場しないでください。いつも列ができているし、グループの集合場所になっています。リヴォリ通り99番の カルーセル デュ ルーヴル ショッピングセンター からアクセスすれば速くスムーズに入れるでしょう。
何を見たらいい?
モナリザ – ミロのヴィーナス – サモトラケのニケという通常の順路は避けて、人の流れと逆方向に見て回ることです。このような作品のある部屋は混雑しています。
美術館のコレクションは、8つの部門に分かれています。
- 古代オリエント美術
- 古代エジプト美術
- 古代ギリシャ・ローマ美術
- イスラム美術
- 彫刻
- 工芸品
- 絵画
- グラフィックアート
1作品を見る時間を30秒とすると、展示品をすべて見るには毎日8時間見ても36日間かかります。ですから、見学の優先順位を決める必要があります。
美術館のホームページで企画展、イベント、特別展のプログラムをご覧ください。
ルーヴルの歴史
ミッテラン大統領が「大ルーヴル」計画に着手する前は、展示スペースの前に駐車場が見え、中庭ではピクニックが許可されていたことから、ゴミが放置されていました。
激しい論争の種になった「ガラスのピラミッド」が建設されたことで入場者数が倍増します。ルーヴル宮の主要部分を占有していた財務省が引っ越したことから、展示スペースが2倍に広がり、30年間で見学者数は3倍になりました。
ルーヴルの詳細については http://fr.wikipedia.org/wiki/Musée du louvre-JP をご覧ください
ルーヴルは フィリップ・オーギュスト王が1190年~1202年の間に要塞を建設したことからその歴史が始まります。城塞は美術館から見ることができ、無料で見学できます。興味深い模型が展示されています。
美術館のプロジェクトはルイ14世の時に用意され、1789年のフランス革命の年にその一部が国立美術館になりました。
ルーブル美術館
パリ リヴォリ通り99番 – 75001
ウェブサイト:https://www.louvre.fr/jp/homepage
開館時間:
- 土曜日から月曜日までの9時~18時。水曜日と金曜日の夜は22時まで。
- 閉館日 毎週火曜日。1月1日、5月1日、12月25日休館