パリで最も美しいファサードたち
「パリは本当に海なのだ。そこに測鉛を投げ込んでも、その深さを決して知ることはできない」と、バルザックは言いました。
パリの通りで日々を過ごしていくと、この言葉の正しさがますます実感されます。
パリには隅々に隠れた名所がたくさんあります。 優美な建築物だけでなく、カフェ、薬局、ビストロ、パン屋などもパリ特有の本物の魅力に貢献しています。これから美しいファサードを持つお勧めの店のいくつかをご紹介します!
ル・プログレ
昔ながらの大きな窓からは、地元常連客の雰囲気が感じられます。ル・プログレはモンマルトル地区の本格的ビストロです。店内の装飾は変わらず、かつての魅力を完全に保ち続けています。
テラスに座って、目の前に展開する美しいパリの景色を眺めてみてください。
ル・プログレ
7 rue des Trois Frères
75018 Paris
ル・ブート・カフェ
マレ地区の古い靴修理店を改装したこの小さなコーヒーショップは、以前の靴修理職人の看板をそのまま残しています。今では靴の修理は行っていませんが、その代わりに、地元で評判の美味しい焙煎コーヒーと自家製ペストリーを提供しています。
店の正面はくすんだブルーの塗装で、間違いなくパリで最も可愛らしい小さなコーヒーショップです。
ル・ブート・カフェ
19 rue du Pont au Choux
75003 Paris
ラデュレ
正面から見たラデュレの店構えは、その小さくカラフルできれいなマカロンとほぼ同じくらい魅力的ですね。ラデュレは、パリのマカロンの代表的な店として知られ、フレンチスタイルのサロン・ド・テの創始者、そして美食と美の生活様式の継承者でもあります。この店に入ったら、何も買わずに出ることはできません(あらかじめお伝えしておきます)。
Ladurée(ここからの最寄りの店舗)
16 rue royale
75008 Paris
ラ・メゾン・ローズ
アブルヴォワール通りを通る時、この緑とピンクの可愛らしい家に気づかずにはいられません。曲がりくねった二つの通りの角に位置し、まるで印象派の絵画から抜け出してきたかのようです。
その歴史は1850年代にさかのぼります。当時はモンマルトル村の中によくあるレンガ造りの小さな家の一つでした。
20世紀になると、ピカソのモデルであり、モンマルトルに住む著名な芸術家たちの友人であったローラ・ガルガーロがこの場所を購入。ピンク色に塗り替え、芸術家の友人たちのために小さな家庭的な食堂を開きました。
Restaurant La Maison Rose
2 rue de l’Abreuvoir 75018 Paris
La librairie Jousseaume
ジュソーム書店
ギャラリー・ヴィヴィエンヌの中心に位置し、ホテルからわずか数分の徒歩圏内にある書店ジュソーヌは、1826年の開店以来、創業当時のファサードを今も維持しています。歴史的建造物に分類されており、希少本、彫刻、古い装丁本を販売する書店として有名になりました。 ジャン・コクトーやコレットなど、有名なフランスの芸術家や作家たちもこの店の常連であったと思われます。
Librairie Jousseaune
45 – 46 – 47 Galerie Vivienne
75002 Paris
カフェ・レ・ドゥ・ムーラン
このカフェに見覚えがありますか?そうです、モンマルトルの丘のふもとにあるこの可愛らしい小さなカフェで、あのカルト的な人気を誇る映画『アメリ』の物語が繰り広げられました。想像されるような『観光客のための店』とはまったく違う、とてもアットホームな雰囲気です。金曜と土曜の夜には、ジャズやフランスの曲のファンが集まり、ライブミュージックを楽しんでいます。
Café les Deux Moulins
15 rue Lepic
75018 Paris