(V)ivre、共有する喜びに酔いしれて
最も名高いシェフのひとり(ギ・サヴォワ)の娘である時、辛抱強く生きるのは容易なことではありません。しかし、キャロリーヌ・サヴォワは自身のレストラン(V)ivreとともにそれが可能であることを証明しています。
まずはじめに、その名が語り掛けるものは?それは本質へ回帰し、生きる喜びを味わい、友人同士や家族とともに美味しい食事とワインを共有する時間ではないでしょうか?
素晴らしいチームスタッフ
「人の家へ食事に招待される時の好感をもとに、このレストランを築きました」とレストラン正面に刻まれた文。チームスタッフの素晴らしい笑顔で評価するならば、この美しい誓約は誠実に映ります。
キャロリーヌ・サヴォワの友人であるブリュノ・ブラン(座っている)は、サンセール という素晴らしい地方の出身。そこでは美味の シャヴィニョールと飲むワインを好まない者など存在しません。料理、そして当然ワインに情熱を傾ける彼。シェフであるレミ・ゴンザレス(左側に立っている)は、特に Apicius(アピシウス) や Hostellerie de Plaisance(オステルリー・ド・プレザンス)を通過した人物です。
家にいるような感覚
深い青、無垢材、レザーの肘掛け椅子とクッション材が詰まった椅子、エレガントな食器類、布製のナプキンと穏やかな照明、ヴィンテージの音響ステレオ、これが親密な雰囲気を放つインテリアです!まるで家にいるような感覚。
美味、気前のよさ、お手頃価格
キャロリーヌとブリュノが探索するのは、クォリティの高い製品を選択し、手を加え、提供すること。美味で、気前のよい、お手頃価格の料理に利用できるフランスの産物を、手作業で育む生産者たちの価値を高めること。
キャロリーヌは納入業者を厳選し、透明性への配慮からその一覧を公開することにこだわっているのです。(V)ivreには、生鮮品が毎日配達されます 。チーズは少なくとも5つの異なる農場から直接届きます。イヴリーヌ県の野菜栽培者ティエリー・リアンは、有名レストラン数件のために少量生産し、クォリティの高い果物や野菜を(V)ivreに納品しています。有機栽培には、マルク・ヴェイラ シェフのパートナーであるイル=エ=ヴィレーヌ県のアニー・ベルタンが選ばれました。
お皿にのって
昼食には「市場のメイン」が19€。前菜/メインまたはメイン/デザートが24€。最後に前菜、メイン、デザートで28€。
毎月更新される短かいメニューは、前菜3種(12€)、メイン3種(22€)、チーズ盛り合わせ1種とデザート3種(8€)で構成されています。
ここはビストロノミー(ビストロ+ガストロノミー)。ゆえに6品のコースが59€、料理に合ったワイン付きのオプションが89€で提案されています。
V)ivreを出る時、誓約が守られたように感じるのは、素敵なひと時を過ごしたと同時に一人ではなかったからでしょう。あなたもお試しください。私は楽しめました。
(V)IVRE
3 Rue de la Michodière, 75002 Paris
火曜日から土曜日の12時~14時30分と、19時~23時
電話:01 58 22 89 90