サントノーレ市場界隈には、いくつものよいレストランがあります。前回の記事ではロスタン家が所有する ラブサントをご紹介しました。こちらは同じ家族が経営する別のお店です。お肉が好きな人なら心をそそられるに違いありません。
レストランは ゴンブースト通り沿いの、アブサントから 100 メートル、ホテル エタジュニ オペラから 300メートルの場所にあります。
不要なスタイルの効果ではなく、半ばオープンになった厨房のある店内の内装は、伝統とモダンが融合しています。店内は明るいです。樫の木で作られたきれいなチーズトレイ載った美しいビストロテーブルとキルトレザーのフレスコ画はとても楽しく優雅です。
テーブルセットは地味ですが、親しみやすさと暖かさを感じさせます。布製ナプキン、アンティックなカトラリー、色付きゴブレット、ガラスのビストログラス。
22€の日替わりランチには、アミューズブッシュ(オードブル)、その日のお肉、付け合わせ、コーヒーが含まれています。また前菜、お肉、デザートつきの32€、38€、45€の定食もあります。
前菜はテーブル一杯に置かれ、「家庭にいるような」雰囲気で供されます。美味しいコート ・ ド ・ ブフ、コート ・ ド・ボーなどのいくつかの料理も同じ方法で供されます。
メニューには、たとえばシャロレー牛のタルタルステーキ、ヘーゼル ナッツと黒大根のピクルス、豚アレニエサテー風味、有名なスコットランドの黒アンガス牛のフランク ステーキ、アイルランド種の極上のコート ・ ド ・ ブフなどのえりすぐりの肉料理が提供されています。
特に、レストランには、炭オーブンが完備されています。この最高のプロ用オーブンで、とろけるような舌ざわりと家庭では作れないとろ火で煮たような味わいを生み出すことができます。
鋳鉄のフライパンに載ったフランク ステーキは自家製ポテトサラダつきで、カットされています。フライドポテトは2回火を通すので、表面はカリッとして中まで火が通って柔らかくなっています。またピューレ、発芽野菜のサラダ、ポムパイユ(千切りポテトフライ)、オーブンで焼いた季節の野菜の中から選ぶことができます。
最後は、美しく盛り付けられた極上のクレームブリュレ。お味はバニラの濃厚な味がして表面はカリッとした歯ごたえ、中までしっかりしています。
豊富なグラスラインの価格帯は4,50 € から8 €です。職人気質のプロによって作られた優れた食材で構成される食事には、約50€でワインとコーヒーがつくことも特筆に値します。
カフェ・デ・ザバトワール
10, rue Gomboust – 75001 Paris
Tél. : +33 (0)1 76 21 77 60
営業時間:毎日12時から14時15分まで、19時から22時30分まで
http://www.cafedesabattoirs.com/